学生選抜チームが米国へ向けて出発【2008年2月6日】
デーブ・シュルツ記念国際大会(2月8〜10日、米国コロラドスプリングズ)に出場する学生選抜チームが2月5日、成田発のユナイテッド航空で現地へ向かった。
1996年に殺人事件に巻き込まれて死亡した1984年ロサンゼルス五輪金メダリスト、デーブ・シュルツを記念してスタートした大会も、今回が10回目。米国のトップ選手のほか外国からも強豪が参加する大会として有名。
今年はブルガリアが強豪をそろえて参加予定で、男子グレコローマン60kg級で1996年アトランタ・2000年シドニー五輪金メダルのアルメン・ナザリアン、同66kg級で2005年世界王者のニコライ・ゲルゴフ、男子フリースタイル55kg級に2006年世界王者のラドスラフ・ベリコフ、女子72kg級に2年連続世界チャンピオンのスタンカ・ズラテバらが参加。キューバからも男子グレコローマン120kg級世界王者のミジアン・ロペスらが出場。
地元の米国も、先月のワールドカップ(中国・太原)で吉田沙保里選手の連勝記録を止めた女子55kg級のマルシー・バンデュセンらのほか、男子フリースタイル55kg級にはここ数年、表舞台に出ていなかった2004年アテネ五輪2位のステファン・アッバスが出場し、動向が注目される。
日本からは男子のみが参加し、選手は下記の通り。
【役員】
▼団長 西村盛正(南九州大監督)
▼コーチ 西口茂樹(拓大副部長)、吉本収(神奈川大監督)、安達巧(日体大監督)、馬渕賢司(中京学院大監督)
【フリースタイル】
▼55kg級 稲葉泰弘(専大)、藤元洋平(早大)、守田泰弘(日体大)
▼60kg級 紋谷哲平(日大)、安沢薫(早大)
▼66kg級 米満達弘(拓大)
▼74kg級 大月葵斐(早大)
▼84kg級 門間順輝(日体大)
▼96kg級 藤本健治(拓大)
▼120kg級 中村淳志(拓大)
【グレコローマン】
▼55kg級 峯村亮(神奈川大)
▼60kg級 倉本一真(山梨学院大)、岡本佑士(拓大)
▼66kg級 藤本浩平(拓大)
▼74kg級 田中悠一(日体大)、伊藤啓太(拓大)
▼84kg級 那口裕洋(日体大)
▼96kg級 北村克哉(専大)
▼120kg級 河野隆太(青山学院大)