「こんな重圧は初めての経験でした」…五輪出場権を取った湯元健一【2008年5月3日】






 五輪出場権を取った湯元健一の話「必死だった。出場枠が取れてよかったです。(最終戦に)自分が出させてもらえる…。いろんな苦難がありました。そのプレッシャーもあったけど、負けていられなかった。(出場権を)取れなかったらどうしようとも考えてしまったが、それが集中力になった。(最終予選という)こんな重圧は、今までなかったし 初めての経験。何日も前から寝られない時もあった。

 周りの人は『(資格を)取ってこい』って簡単に言うけど、自分ではいっぱいいっぱいだった。支えになったのは、弟(進一=自衛隊)や父、多くの人たちからのメール。またキッズ・レスリング時代の恩師から「攻めれば、絶対に取れる」と言われて、攻めればいいと思って、1回1回タ ックルに行った。それがよかった」

(取材・撮影=増渕由気子)



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