アゼルバイジャン、カザフスタン, ハンガリーが各6階級目の五輪出場権獲得…男子グレコローマン五輪予選第2戦第1日【2008年5月24日】






  【セルビア・ノビサド、ビル・メイ記者】200年アジア王者のアッセト・イマンバエフ(カザフスタン)が55kg級で優勝して、元グルジアの世界学生王者のシャルバ・ガダバーゼ(アゼルバイジャン)が84kg級で優勝し、カザフスタンとアゼルバイジャンの男子グレコローマンがともに6階級目の北京五輪出場権を獲得した。

 55kg級2位はユリ・コバル(ウクライナ)、84kg級2位は35歳のアッチラ・バトキー(スロバキア)。ウクライナは4階級目、スロバキアは初の北京行きキップを獲得(フリースタイルでは元ロシアの選手1人が獲得)で、バトキーはアテネ五輪に続いての出場権奪取。

 55kg級の3位同士のプレーオフでは、若手のペテル・モドス(ハンガリー)が日本の豊田雅俊(警視庁)を破って、ハンガリーの男子グレコローマンで6人目の北京行きを決めた。84kg級はデニス・フォロフ(アルメニア)がプレーオフを制し、同国4階級目の五輪出場を決めた。

 各階級のファイナルは下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 
【55kg級】=18選手出場

3位決定戦 Masatoshi Toyota(日本)○[2−0(2-1,6-0=1:30)]●Shakhin Gasymov(タジギスタン)
3位決定戦 Peter Modos(ハンガリー)○[2−0(3-0,5-0)]●Jani Haapamaki(フィンランド)
決   勝 Asset Imanbaev(カザフスタン)○[2−1(4-0,1-@L,3-0)]●Yuri Koval(ウクライナ)
プレーオフ Peter Modos(ハンガリー)○[2−1(1-2,2-0,@L-1)]●豊田雅俊(日本)

 ※カザフスタン、ウクライナ、ハンガリーが五輪出場権獲得

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【84kg級】=33選手出場

3位決定戦 Laimutis Adomaitis(リトアニア)○[2−0(2-1,2-1)]●Hristo Marinov(ブルガリア)
3位決定戦 Denis Forov(アルメニア)○[2−0(5-0,4-0)]●Nenad Zugaj(クロアチア)
決   勝 Shalva Gadabadze(アゼルバイジャン)○[2−0(2-0,2-0)]●Attila Batky(スロバキア)
プレーオフ Denis Forov(アルメニア)○[2−0(4-0,@L-1)]●Laimutis Adomaitis(リトアニア)

 ※アゼルバイジャン、スロバキア、アルメニアが五輪出場権獲得



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