選手の自主性を重んじる練習…モンゴル五輪代表参加して全日本女子合宿【2008年6月6日】







 北京オリンピックの代表選手を含む全日本女子チームが6月5日、新潟・十日町市で合宿をスタートさせた。同所での合宿は今年2度目。5月下旬の合宿と同じで、自然の中での体力づくりを中心に、オリンピックへ向けて課題・弱点の克服に努める。

 今回の合宿は、これまでと違い午後のマットワークは選手が練習メニューを決めてそれをこなすやり方。すべての練習が終わって、コーチが納得できる質と量だったら終わり、納得できなかったら追加の練習が課せられる。初日は伊調馨選手、2日目は正田絢子選手がチーフとなり練習が進められた。栄和人コーチは「チーフに指名されたことで自覚をもってチームを引っ張ってくれる」と話し、“新企画”に満足そう。

 午前の練習は「ここまでやったのだから絶対に勝つ、と思えるだけの練習」。6日の朝練習は坂道7kmの走りこみ、けんすい100回などハードな練習が課せられた。合宿は11日まで。

 今回の合宿にはモンゴルの48kg級北京五輪代表になったチョグトバザール・エンカヤルガルも参加。6月末まで日本に滞在して強化する。



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