国士大で練習するプロ総合格闘家の五味隆典が観戦【2008年6月26日】






 木口道場出身で総合格闘家として活躍する五味隆典選手(久我山ラスカルジム)が来場し、最終日の熱戦を見守った(右写真=インタビューに答える五味)

 最近、国士大でレスリングの練習を積んでいるという五味選手は、オリンピックの出場権をかけた前日の男子フリースタイル60kg級をテレビ観戦。「男気は最高でしたね。素晴らしい試合でした」と白熱の代表争いに感激した様子だった。代表争いを大いに盛り上げた国士大の小田裕之選手の奮闘については、「オレが言うのもなんですけど、彼はひょうひょうとして変わっていますよね(笑)。フェイントで相手を翻ろうするスタイルは、彼の性格がよく出ていた」と分析した上で、「今回3位なんだから次のオリンピックは十分狙えるでしょう」と今後の成長に期待を寄せた。

 総合格闘技イベント「戦極第4陣」(8・24さいたまスーパーアリーナ)に向けて、オリンピック期間中は国士大の夏合宿に参加する予定。アマチュアレスラーの活躍を目の当たりにした五味選手は「7月中に体重を絞って8月の試合に備えたい」と気持ちを新たにしていた。

(文=渋谷淳、撮影=矢吹建夫)



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