国際レスリング連盟(FILA)がデフリンピックス(ろうあ者の大会)のレスリング競技を認定【2008年12月7日】



 来年9月5〜15日に台湾・台北市で行われる「デフリンピックス」(旧ろうあ者ワールドゲームズ)のレスリング競技を、国際レスリング連盟(FILA)が認定することになった。

 「ろうあ者ワールドゲームズ」は1924年にパリでスタート。レスリングは1961年大会から種目として実施されている。パラリンピックなど身体に障害を持つ人の競技が普及したこともあり、2001年大会に国際オリンピック委員会(IOC)から「デフリンピックス」の名称使用の承認を受けて大会名を変更。FILAも認定大会として認め、来年の大会がFILAの「大会日程」に掲載された。
 
 レスリングは9月7〜11日に、男子のフリースタイルとグレコローマンが7階級ずつ行われる。同大会は、前回2005年のメルボルン大会には20競技に97ヶ国から3660選手が参加した。日本は全日本ろうあ連盟が各競技に選手を派遣しているが、前回大会までにレスリングの派遣はない。


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