東地区指導者講習会開かれる【2007年1月8日】





 1月6日から8日まで、東京・国立スポーツ科学センター(JISS)で東地区の指導者講習会が行われ、23人の指導者が講義と実技を受講した。

 今回は、講義がJISSの講師による「スポーツ栄養学」「心理的特性とパフォーマンス」「発育発達からみたトレーニング法」、実技は日本協会の佐藤満(専大教)・和田貴広(協会専任コーチ)両強化委員による「基本と応用の技術指導」、山梨学院大の藤巻正太氏による「ウエートトレーニング」、全日本チームのトレーナーによる「テーピング」。

 ほかに内藤可三・審判委員長(ニレ接骨院)と斎藤修・同副委員長(佐倉南高教)による「ルールと審判法(審判講習会)」も合わせて行われた。

 多賀恒雄・指導者育成委員長(明大教)は「選手の実力を伸ばすためには、発育発達にあった正しい指導が必要。中学、高校、大学と指導者が変わるごとにバラバラな指導がなされていてはならない。故障・けがの防止と、意味のない過酷な練習ではなく、効果的な練習をさせるには、正しい知識が必要。指導者は、選手時代の経験に基づくだけではなく、しっかりした専門知識を身につけてほしい」と話し、「それが日本レスリングの普及発展に役立つ」として、今後も全国の指導者に参加を訴えていくという。

佐藤満・強化委員による技術指導 内藤(左)、斎藤・両国際審判員の講義



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