福田富昭会長の話…全日本選手権を振り返る2007年1月29日】






 日本協会・福田冨昭会長の話「山本“KID”徳郁の参戦のほか、宮田和幸や田中章仁(K−1所属のアマレスラー)の参戦で、これまでにない注目があり、盛り上がった。プロレスへ行く山口竜志のセコンドにプロレスラーがついたことも、マスコミの注目につながった。連日の大きな扱いに感謝している。

 レスリングはプロアマの垣根はないので、どんなことにも柔軟に対応していく。来賓席にも、PRIDEの代表とK−1の代表が隣り合わせて座るなど、レスリング協会だからこそできる光景が見られた。初めて会場を訪れた観客にも、レスリングというものを知ってもらえたと思う。私たちの姿勢は格闘技の発展に役立つと思う。これからもプロアマ交流は、積極的かつオープンに続けていきたい。

 試合では、若手がしっかり伸びており、チャンピオンとの交代劇が随所に見られた。ベテランも奮起するし、これから北京オリンピックへ向けて面白くなると思う。観客や注目の多さとともに、選手に緊張感が今まで以上に出てくる状況になったと思う。全体の底上げにつながるはずだ」
 


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