グレコローマン・チームが欧州遠征へ出発2007年2月22日】







 グレコローマンの若手3選手が2月21日、ギリシャに向けて出発した(右写真)。23〜24日にアテネで行われる「アクロポリス国際大会」に出場したあと、ハンガリーへ移動して地元チームなどと合同合宿。3月10〜11日に同国ソンバトヘイで行われる「ハンガリー・グランプリ」に出場し、12日にブダペストを発って13日に帰国する。

 元木康年監督(自衛隊)は「今回のメンバーは若手選手だが、全日本の2番手。1番手に追いつく成績を狙ってほしい。成績も大事だが、選手には積極的に練習してほしいし、そうできるようサポートしたい」と話したあと、「飯室(雅規=66kg級全日本V7)が海外でどれだけ苦労しているか、今回の遠征で分かるだろう」と、同級を代表して遠征する自衛隊の清水博之選手への激励(?)の言葉を口にした。

 3選手とも21歳という今回の超若手軍団。日本のトップの一角を占めた選手とはいえ、世界の壁の高さはいかばかりか。2つの大会を含む3週間の長期遠征は大いなる体験になることには間違いない。

(取材・撮影=武田明子)


 55kg級・峰村亮(神奈川大)「ヨーロッパはグレコローマンが強いと聞いているので、外国の選手に慣れたいし、いい経験をしたい。試合はできるだけ勝ちたい」

 
60kg級・松本隆太郎(日体大)「外国の選手とはめったに練習する機会がないので、いろいろ吸収したい。試合では上位を目指したい」

 
66kg級・清水博之(自衛隊)「初めての遠征なので経験を積みたい。メダル獲得を目指したい」



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