福田富昭会長が北京オリンピックの選手団団長へ【2007年6月27日】







 日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会が6月26日、都内で行われ、来年8月の北京オリンピックの選手団団長にJOCで選手強化本部長を務める福田富昭会長の就任が決まった。レスリング界からは初の選手。

 福田会長は、1984年ロサンゼルス五輪でレスリング・フリースタイルの監督を務め、96年アトランタ五輪、00年シドニー五輪は日本選手団の本部役員、04年アテネ五輪は日本選手団の総監督として参加。今回が役員として5度目の五輪となる。

 JOCが1991年に日本体育協会から独立したあと、JOC会長以外から選手団団長が選出されたのは初めて。北京オリンピックではJOCの竹田恆和会長が2016年の東京五輪誘致活動に集中することもあり、福田会長に大役がまわってきた。


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