金子正明、浦野弥生の両氏がFILA殿堂入り【2007年7月11日】







 国際レスリング連盟(FILA)は7月10日までに、日本協会へ金子正明氏と浦野弥生氏の殿堂入りを通達してきた。

 金子氏は、1966・67年世界選手権のフリースタイル・フェザー級で優勝し、68年メキシコ五輪同級でも優勝。浦野氏は1990年世界女子選手権優勝のあと、91・93〜96年でも優勝し、世界を6度制した。他に2位が1度あり、「金6・銀1」は日本女子選手で最高。世界でも、クリスティン・ノードハーゲン(カナダ)の「金6・銀1・銅1」に次いで歴代2位。

 FILAの殿堂は2004年にスタートし、同年に76年モントリオール五輪を含めて5度世界一になっている高田裕司氏(現日本協会専務理事)が受賞。05年には日本で唯一五輪二連覇(64年東京五輪・68年メキシコ五輪)を達成している小幡(旧姓上武)洋次郎氏、昨年は1956年メルボルン五輪と世界選手権で1度優勝している笹原正三氏(日本協会前会長)が受賞しており、今回が4、5人目。

 女子は昨年、ノードハーゲンが受賞しており、浦野氏が世界で2人目の受賞となる。

 授賞式は9月の世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)の期間中に行われる。


 金子正明氏 ⇒ クリック

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