全日本女子チームが新潟・十日町で合宿スタート【2007年7月22日】







 世界選手権(9月17〜23日、アゼルバイジャン・バクー)の代表選手を中心とした女子の全日本チーム合宿が7月21日、新潟県十日町市の桜花レスリング道場でスタート。35選手が女子レスリングの“虎の穴”で約1週間の実力養成に入った。

 合宿のスタートには、日本協会から福田富昭会長、高田裕司専務理事、富山英明強化委員長が訪れて選手を激励し、日本代表選手はその期待の大きさを痛感した様子。スポーツ医科学委員会から増島篤委員長、上田由紀子委員(医師)も訪れ、皮膚病に関する講義を行うなど、マットワークと体力づくり以外でも実りのある合宿となりそう。

 栄和人ヘッドコーチが提唱した新潟中越沖地震の被災地への義援金集めも行われ、コーチなどからも寄付が集まり、総額で10万円近くになる見込み。栄ヘッドコーチは、「3年前の新潟中越地震の時は、オリンピック選手を中心に被災地にお見舞いに行ったが、今回は日程の関係で難しい。その分、義援金を送るという形で気持ちを伝えたい」と話した。

 合宿は28日まで行われる。



《iモード=前ページへ戻る》

《前ページに戻る》