2008年10月に東京で世界女子選手権を開催【2007年9月12日】







 日本協会は9月11日、都内で会見し、2008年10月11〜13日に世界女子選手権を開催することを発表した
(右写真=アテネ五輪代表4選手、アニマル浜口さんも参加しての会見)

 これまで男子の世界選手権はオリンピックの開催年には実施されておらず、毎年開催していた女子も五輪採用が決まったあとの2004年アテネ五輪では実施されなかった。しかし五輪の女子が4階級しか実施されないため、日本協会ほかが7階級での世界選手権の開催を国際レスリング連盟(FILA)に要望。6月の理事会で日本開催が内定していた。このほど、財政面でのめどがつき、発表した。

 国際レスリング連盟(FILA)の副会長も務める福田富昭・日本協会会長は「五輪で実施されない3階級で世界一を決める機会がないのは不公平。かといって3階級だけでは世界選手権の体裁をなさないので、7階級で実施になる」と話した。

 日本で世界選手権が行われるのは、1954年に東京で男子フリースタイル、1961年に横浜で男子両スタイル、1990年に東京で男子フリースタイル、1991年に東京で女子が行われて以来、17年ぶり5度目(女子は2度目)。場所は8000人が収容できる東京・代々木第一体育館が予定されている。

 富山英明強化委員長は、現段階での予定として、五輪実施の4階級はオリンピックの代表選手がそのまま代表となり、残る3階級は選考会を実施して代表を決めたいとしている。



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