五輪予選大会は全日本1・2位から選抜【2007年12月24日】








 日本協会は12月23日、全日本選手権終了後に理事会を開き、北京五輪の代表選考会となる2008年アジア選手権(3月18〜23日、韓国・済州島)、および4、5月の最終予選(各スタイル2度ずつ)の男子の日本代表選手を、今回の全日本選手権の1位・2位の選手の中から、2008年1〜3月に行われる全日本合宿にて、参考試合、練習内容、練習に取り組む姿勢、けが等を考慮して選抜することを決めた。

 全日本合宿は、12月30日からの年越し合宿のあと、1月15〜22日、2月7〜13日、2月21〜28日、3月5〜11日にいずれも東京・国立スポーツ科学センター(JISS)で行われ、いずれの合宿も初日に参考試合を行うという。富山英明強化委員長(日大教)は「今回の優勝選手を無条件に選ぶことはしない。とことん競わせる。(アジア選手権の)代表決定は3月の合宿の時になる」としている。

 なお、フリースタイル66kg級は、2位の小島豪臣(周南システム産業)が決勝で左腕を負傷しており、精密検査を受けて、その結果次第では3位の選手を引き上げるとしている。


 女子でただ1階級、五輪出場資格を取っていない72kg級に関しては、浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)が優勝した場合は、浜口を日本代表とすることが11月の理事会で決まっていた。



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