世界女子合宿が終了【2006年1月16日】






 1月5日から東京・国立スポーツ科学センター(JISS)で行われていた女子の世界合宿が15日、終了した。この間の11日には練習試合が行われ、日本のトップ選手は、48kg級の坂本真喜子選手(和光ク)が中国選手に敗れた以外はすべて勝つことができ、日本の地力を見せることができた。

 栄和人ヘッドコーチ(愛知・中京女大)は、「正月明けから世界の強豪と闘うことになり、身が引き締まる思いだった。終わってみると、日本選手の強さを実感することができた。パワーとか、個々の部分では外国選手が上と思う面もあったが、総合的には日本選手の方がまだまだ上だと思う」と総括。日本の強さを見せつけるという目的は「十分に達成できたと思う」と話し、10日の練習休みを入れて11日間にわたって世界の強豪と闘い抜けたことに、「2番手、3番手の選手も自信をもってほしい」と続けた。

 この後、冬の間は全日本チームとしての合宿・練習は行わず、3月28日の「ジャパンクイーンズカップ2006」へ向けて各所属で練習を積むが、中・高校生選手は恒例の欧州遠征(3月のクリッパン国際大会を予定)を実施する。



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