アフガニスタンのレスリング会場で自爆テロ、20人以上が死亡【2006年1月21日】




 アフガニスタン・カブール発の共同電が伝えたところによると、アフガニスタン南部のスピンブルダクのレスリングの試合会場で1月16日に自爆テロがあり、少なくとも20人が死亡、20人以上が負傷した。カンダハル市内でも同日、国軍を狙った自爆攻撃があり、ロイター通信は兵士ら5人が死亡したと伝えた。

 アフガニスタンのレスリング復興には日本協会も協力しており、2002年と04年にはロサンゼルス五輪銀メダリストの赤石光生さん(ジャパンビバレッジ=現日大コーチ)をコーチとして派遣。赤石さんはそれぞれアジア大会とアテネ五輪でアフガニスタン選手団のコーチを務めた。福田富昭会長は、アテネ五輪におけるアフガニスタンのワイルドカード(主催者推薦枠)の取得を国際レスリング連盟に強く働きかけた。

 ほかに、昨年1月には浜口京子選手が「海越え応援団」としてランドセルを贈る運動に参加するなどしている。



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