全日本王者ら15選手が３月、欧州遠征へ【2006年２月４日】
日本協会の強化委員会は２月３日までに、３月の欧州遠征のメンバーや日程をほぼ決めた。派遣は両スタイルとも軽中量級に絞られており、重量級の全日本チャンピオンは４月５〜９日のアジア選手権（カザフスタン・アルマトイ）に派遣するため、欧州遠征には派遣しない。「まずアジアで結果を出せ」という厳しい姿勢を示した。
グレコローマンは２月28日に出発。ポーランドで練習し、11・12日に同チェルムで行われる「ポーランド・オープン」に参加したあと、18〜19日にブルガリア・ソフィアで行われる「ニコラ・ペトロフ国際大会」（ゴールデン・グランプリ）に出場。21日に帰国する。
フリースタイルは３月７日に出発。ウズベキスタンの「ウズベキスタン・カップ」（ゴールデン・グランプリ）に出場したあと、ブルガリア・ソフィアで地元チームと練習。25・26日に同プロブディフで行われる「ダン・コロフ国際大会」に出場し、29日に帰国する。
各スタイルの派遣選手は下記の通り。
◎グレコローマン
【役員】
▼監督 伊藤広道（自衛隊）、▼コーチ 嘉戸洋（日本協会専任コーチ）
【選手】
▼55kg級 豊田雅俊（警視庁）、長谷川恒平（青山学院大）
▼60kg級 笹本睦（ALSOK綜合警備保障）
▼66kg級 飯室雅規（自衛隊）
▼74kg級 岩崎裕樹（銀水荘）、鶴巻宰（国士大）
▼84kg級 松本慎吾（一宮運輸）
◎フリースタイル
【役員】
▼監督 和久井始（自衛隊）、▼コーチ 和田貴広（日本協会専任コーチ）
【選手】
▼55kg級 松永共広（ALSOK綜合警備保障）、稲葉泰弘（専大）、田岡秀規（自衛隊）
▼60kg級 湯元健一（日体大）、高塚紀行（日大）
▼66kg級 佐藤吏（早大）
▼74kg級 小幡邦彦（ALSOK綜合警備保障）、長島和幸（クリナップ）