男子グレコローマン全日本合宿がスタート【2006年2月16日】






 男子グレコローマン全日本チームの今年2度目の合宿が2月15日、東京・国立スポーツ科学センター(JISS)でスタートした。1月16日から行われた第1次合宿は、全日本選手権が終わり、年末年始の休みがあった後だったこともあり、ダウンした体力を元に戻すウォーミングアップ的な一面のあった合宿だったが、今回の合宿は初日からフル回転に近い練習。スパーリングや打ち込み、補強で息を上げた。

 2月初めのデーブ・シュルツ国際大会(米国)に参加した嘉戸洋・日本協会専任コーチから、この大会で実施されたグラウンド攻防に関するルール(構え)の微修正に関する説明があり、どの選手も熱心に耳を傾けた。

 相手の腹の下に足を入れることが許されたものの、ひざや足首で相手を体を押したり、圧力をかけたりした場合には、すぐにフライングのアテンション(注意)が取られ、2度目には警告が課せられることが報告された。選手からは、相手の体の下に入れた足が、相手の顔の下までいってもいいのか、などの質問がなされるなど、関心も高かった。

 合宿は21日まで行われる。




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