ゴールデンGPファイナル大会進出者は獲得ポイントの合計で決定【2006年3月3日】





 今年から実施されている国際レスリング連盟主催(FILA)主催の賞金大会ゴールデン・グランプリのファイナル大会(6月、アゼルバイジャン、優勝賞金5000ドル=約56万5000円=予定)への進出者が、2度の予選大会における3位までの各4選手ではなく、2度の予選の獲得ポイント(1位=10点、2位=9点…)の合計であることが分かった。

 ゴールデン・グランプリの規定では、ファイナル大会への進出者を「2大会における上位8選手」と定義されているだけで具体的な選出方法は明記されていない。そのため、各大会の3位までの選手(各4選手)に資格が与えられるものと考えられた。

 しかし、女子の予選2大会が終わるにあたり(今月3〜5日のクリッパン国際大会が2大会目)、FILAの公式ホームページ上で「2大会で獲得したポイントの合計によって、上位8選手に資格が与えられる」という記述があり、獲得ポイントの加点方式で決勝大会進出者が決まることが明らかにされた。

 したがって、どちらか1大会で3位以内に入っても、2大会に出場してそれ以上のポイントを獲得した選手が8人いた場合には、決勝大会には出場できないことになる。

 なお、予選2大会の上位8選手以外にも、前年の大陸選手権と世界選手権のチャンピオンは出場資格を有しており、日本は女子4選手がこれに該当する。


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