フリー・クリンチはアウトサイドのハイクラッチのみ…クリッパン国際大会で通達【2006年3月7日】





 3月3〜5日にスウェーデン・クリッパンで行われたゴールデン・グランプリ大会「クリッパン女子国際大会」に参加した日本チームの吉村祥子コーチ(エステティックTBC)によると、フリースタイルのクリンチの方法に微修正があり、国際レスリング連盟(FILA)から派遣された審判員から参加選手に通達されたという。

 主な変更点は、攻撃する選手の頭のポジションが「相手の外側に出さなければならない」ということで、従来のように、相手のインサイド(腹の下)にあってはならないとのこと。したがって、頭がアウトサイドのハイクラッチ・タックルのスタイルでクリンチをスタートするという。

 FILAのホームページでの掲示や、日本協会への通達はまだない。日本協会審判委員会は、吉村コーチらの帰国後に状況を聞くとともに、FILAからの通達を待つという。


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