フリー・クリンチは頭がアウトサイドのみ…FILAマルティニティー会長が明言【2006年3月11日】





 3月11〜12日にウズベキスタン・タシュケントで行われるゴールデン・グランプリ大会「カップ・オブ・インデペンデス・オブ・ウズベキスタン」(以下、ウズベキスタン・カップと略)で、国際レスリング連盟(FILA)のラファエル・マルティニティー会長は試合前、フリースタイルのクリンチのスタイルに関して、「(頭は)アウトサイド・オンリー」と話し、頭部が相手の体の外に出るハイクラッチのタックルのスタイルのみでスタート、相手のインサイド(腹の下)につけてのスタートは認められないことを明言した。

 FILAからの日本協会への通達はまだないが、3月3〜5日にスウェーデン・クリッパンで行われた「クリッパン女子国際大会」で、試合前に同様の説明がなされていた。

 組み手に関しては、インディアン・グリップのみとなり、反対側の手の手首をつかむ方式は認められない。このクラッチを認めると、手首ではなくひじに近い部分をつかむ選手などがいるための措置という。


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