アジア選手権日本代表選手がカザフスタンへ出発【2006年4月4日】





 アジア選手権(4月6〜9日、カザフスタン・アルマトイ)の日本代表選手団(3スタイル)が4月3日、成田空港からソウル経由でアルマトイへ向かった。

 昨年は男女ともほぼベストメンバーで出場し、男子はグレコローマンで「銀2個、銅3個」を取り、10階級だった1996年大会以来のメダル5個を獲得し、国別対抗得点で3位へ。フリースタイルでも「銀1個、銅3個」を取り、国別対抗得点で2位へ入賞。1987年以来18年ぶりに2位へ浮上した。女子は「金3個、銀3個」を取って団体優勝を遂げている。


 男子フリースタイル・和田貴広コーチ(日本協会専任コーチ)の話「他の国の出場選手がわからないが、今回の日本チームはトップ選手ではないので、まず、どれだけやれるかを見てみたい。北京オリンピックに向け、いろいろな選手にチャンスを与えるたいので、活躍を期待したい。小平選手以外はこの大会は未経験だが、がんばってほしい」

 
男子グレコローマン・伊藤広道監督(自衛隊)の話「アジア選手権はかなりレベルが高い。選手たちが持っている力を100%発揮するのが最低条件となる。その上でルールを考慮し戦術を練って戦っていく。今回の選手はナンバー2、3なので、次のステップにつながるような大会にしてもらいたい。これを機にナンバー1の選手を破って、世界に行くような大会としたい」

 
女子・浜口平吾監督(浜口ジム)の話「道中事故の無いよう、皆が良い成績を収めて帰ることを願っている。ワールドカップ、世界選手権と続き、北京に向けての練習のつもりでカザフスタンで大暴れしてきます。表彰台のトップ7つを期待します。日本での応援よろしくお願いします。カザフでの応援は任せて下さい!」

(取材=武田明子)



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