全日本女子チームが中京女大で合宿スタート【2006年4月14日】





 全日本女子チームの合宿が4月13日、愛知県大府市の中京女大でスタート。カザフスタンでのアジア選手権から帰国したばかりの72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)らも元気に参加した(写真右)

 今年度初の合宿で、今年となると正月明けの世界合宿以来、2度目の合宿。18日まで行われ、この合宿中にワールドカップ(5月20〜21日、名古屋市・稲永スポーツセンター)の代表が決まる予定。


 55kg級・吉田沙保里(ALSOK綜合警備保障)の話「ワールドカップは団体戦で、連戦なので負けられない。連勝記録が100を超えるまでは気合いを入れていかないと。地元で大会が行われるので、知り合いの人も応援にきてくれるので心強い。思い切りやろうという気持ちです」

 
63kg級・伊調馨(中京女大)の話「(3月下旬に負傷した)右肩の状態? 病院に行ったら骨折でもなく、じん帯が切れたわけでもなかった。炎症という感じで重くはない。でも、腕を広げると痛いので、今はスパーリングはやめてウエートをしています。4月いっぱい休んで、5月に入ったら集中してワールドカップに向け練習したい。中女でみんなが集まって練習しているのは、なんか不思議だけど新鮮。すごく楽しみな気持ち。休んでいる間にいろんな選手の動きを見て勉強したい」

 
72kg級・浜口京子(ジャパンビバレッジ)の話「ここで練習するのは10年ぶりですね。久々です。いい環境だな、と思います。今回の課題は細かい技術面。より完ぺきに近づけていけたらと思う。ワールドカップは、いつも自分に試練を与えてくれる大会。ニューヨークの世界選手権(2003年)で世界一になった後のワールドカップで、自分が負けて日本も2位になってしまった。でも、試練が私をひと回りも二回りも大きくしてくれる。みんなで力をあわせて優勝したい」




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