西牧未央（中京女大）がＶ６…JOC杯ジュニアオリンピック第１日【2006年４月23日】





　ＪＯＣジュニアオリンピック第１日は４月22日、神奈川・横浜文化体育館で行われ、女子ジュニア63kg級では59kg級の世界ジュニア・チャンピオンの西牧未来央（中京女大）が勝ち、カデット時代から合わせて２年連続６度目の優勝を飾った。

　同59kg級では、昨年のアジア・カデット選手権56kg級２位の梶田瑞華（中京女大）が、世界ジュニア選手権63kg級チャンピオンの山名慧（中京女大）を破って優勝。同48kg級もアジア・カデット選手権46kg級優勝の三村冬子（京都・網野高）が勝ち、同67kg級はアジア・カデット選手権60kg級優勝の井上佳子（愛知・至学館高）が今年のジャパンクイーンズカップ３位の鈴木博恵（立命館大）を破って優勝した。

　女子カデットでは、昨年まで２年連続全国中学生チャンピオンの堀内優（京都・網野高）が46kg級を制した。同60kg級では渡利璃穏（島根・松江ク＝右写真）が、決勝で昨年まで全国中学生選手権３連覇の佐藤文香（愛知・至学館高）を破り、島根県の女子選手として初めて優勝を飾った。

　女子のJOC杯はジュニア55kg級を制した柴田瑞穂（中京女大）、オリンピックゴールドメダル賞は、ジュニアが59kg級優勝の梶田瑞穂、カデットが56kg級優勝の津田香耶（東京・安部学院高）。

　男子は各階級ともベスト４〜16が決まるまで行われ、３連覇を目指すジュニア・グレコローマン55kg級の倉本一真（拓大）らが順当に勝ち上がった。

　女子の各階級の成績は下記の通り。

　◎女 子

　【ジュニアの部】

　▼44kg級 [1]坂本友里恵（岩手・宮古商高）、[2]加藤朝日（島根・隠岐島前高）

　▼48kg級 [1]三村冬子（京都・網野高）、[2]河村友海（中京女大）、[3]田畑美奈美（岩手・宮古商高）、片渕有紀（同志社大）

　▼51kg級 [1]前原愛（関大）、[2]栄友菜（中京女大）、[3]藤本麻希（大東大）、稲用美耶（宮崎・宮崎日大）

　▼55kg級 [1]柴田瑞穂（中京女大）、[2]国枝美香（同志社大）、[3]渡部悠香（日体大）、伊藤純子（三重・四日市四郷高）

　▼59kg級 [1]梶田瑞華（中京女大）、[2]山名慧（中京女大）、[3]清水明子（埼玉・埼玉栄高）、中田絵理子（早大）

　▼63kg級 [1]西牧未央（中京女大）、[2]高橋海里奈（東京・山手学院大）、[3]丸山明子（神奈川・大岡ク）、平恵実（大阪・堺女高）

　▼67kg級 [1]井上佳子（愛知・至学館高）、[2]鈴木博恵（立命館大）、[3]笠原安奈（新潟・巻総合高）、梶本千晶（大阪・佐野高）

　▼72kg級 [1]田中希枝（中京女大）、[2]増尾優華（大分・日本文理大付高）

　【女子カデットの部】

　▼38kg級 [1]阿部千波（水戸市レスリング）、[2]植野さくら（京都・網野教室）、[3]杉本成美（静岡・沼津ク）

　▼40kg級 [1]鈴木美織（千葉・松戸ジュニア）、[2]早見なつみ（福岡・北九州ク）、[3]藤田麻美（静岡・焼津ク）、坂上嘉津季（千葉・小玉ジュニア）

　▼43kg級 [1]浜田千穂（東京・ゴールドキッズ）、[2]増田奈千（大阪・吹田市民教室）、[3]荒川早紀恵（埼玉・花咲徳栄高）、藤川千晶（埼玉・埼玉栄高）

　▼46kg級 [1]堀内優（京都・網野高）、[2]明尾弥紀（京都・網野高）、[3]渡辺紗智（東京・ゴールドキッズ）、杉本恵（山形・山形商高）

　▼49kg級 [1]西のどか（埼玉・埼玉栄高）、[2]渡辺菜穂（埼玉・埼玉栄高）、[3]中村なぎさ（群馬・関東学園高）、五位塚美鈴（埼玉・埼玉栄高）

　▼52kg級 [1]清水愛（埼玉・埼玉栄高）、[2]大山礼佳（愛知・至学館高）、[3]寺尾唯（静岡・焼津中央高）、鈴木綾乃（東京・安部学院高）

　▼56kg級 [1]津田香耶（東京・安部学院高）、[2]道祖士祥子（埼玉・埼玉栄高）、[3]吉田理乃（愛知・至学館高）、平田幸子（奈良・桜井高）

　▼60kg級 [1]渡利璃穏（松江ク）、[2]佐藤文香（愛知・至学館高）、[3]新井千明（群馬・富岡実高）、桐渕沙織（群馬・富岡実）

　▼65kg級 [1]渡部沙織（福島・田島高）、[2]飯島千晶（東京・安部学院高）

　▼70kg級 [1]宇野杏奈（三重・四日市四郷高）、[2]鎌田真由美（京都・京都両洋高）

　【個人賞】

　▼女子ＪＯＣ杯　柴田瑞穂（中京女大）、▼オリンピックゴールドメダル賞（ジュニア）　梶田瑞華（中京女大）、▼同（カデット）　津田香耶（東京・安部学院高）

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