ゴールデンGP決勝大会の優勝賞金は5000ドル(約56万円)【2006年5月10日】






 国際レスリング連盟(FILA)は5月9日までに、6月23〜25日にアゼルバイジャン・バクーで行われるゴールデン・グランプリ(GP)決勝大会の実施要項を発表。当初は6月24〜25日となっていた日程が、3日間の日程に変更され、初日が男子グレコローマン、2日目が女子、最終日が男子フリースタイルとなった。

 各階級の優勝賞金は、3スタイルとも5000ドル(約56万円)で、2位が3000ドル(約33万円)、3位が1000ドル(約11万円)。当初の予定と優勝賞金こそ同じだが、2位以下の金額が減っている。また、今年の女子の予選2大会がスポンサーの関係で賞金マッチにならなかったことを謝罪し、今後はこのような事態にならないようにしたいとしている。

 出場資格は、昨年の世界チャンピオンと大陸チャンピオン、今年2度のGP大会の獲得ポイント合計の上位8選手で、これらの選手は「出場の義務がある」としているが、負傷で出場できない場合には、その国から他の選手を出場させることができるという。

 日本からは、昨年の女子の世界チャンピオン4人などが出場資格を持っており、出場の意思を表明している選手もいるが、現在、強化委員会で最終的な出場選手を検討している。


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