ゴールデンGP決勝大会に正田絢子(ジャパンビバレッジ)ら8選手が出場【2006年6月2日】





 6月23〜25日にアゼルバイジャン・バクーで行われるゴールデン・グランプリ決勝大会に、日本から男子3選手、女子5選手が出場することになった。

 男子はこの冬で出場資格を獲得したフリースタイル55kg級の
稲葉泰弘(専大)、グレコローマン60kg級の笹本睦(ALSOK綜合警備保障)、同74kg級の鶴巻宰(国士大)

 女子は、出場資格のある選手の中から昨年の59kg級世界チャンピオンの
正田絢子(ジャパンビバレッジ)と冬の予選で資格を獲得した67kg級の鈴木博恵(立命館大)の2選手が出場。正田以外の3人の世界チャンピオンが出場を辞退したため、51kg級はアジア選手権2位の甲斐友梨(中京女大)、55kg級はアジア選手権優勝の松川知華子(日大)、63kg級は昨年の世界ジュニア選手権優勝に西牧未央(中京女大)が出場する。

 役員は、監督が木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、コーチが金浜良(ジャパンビバレッジ)、嘉戸洋(日本協会専任コーチ)。

 ゴールデンGPは、国際レスリング連盟(FILA)が“第2の世界選手権”という位置づけで今年からスタートした賞金大会。昨年の世界チャンピオン、大陸チャンピオン、予選2大会を勝ち抜いた8選手に出場資格が与えられる。世界チャンピオンなどが出場しない場合は、その国の中から代替選手を出場させることができる。

 各階級の賞金は、3スタイルとも優勝が5000ドル(約56万円)、2位が3000ドル(約33万円)、3位が1000ドル(約11万円)と、レスリング界では破格の金額となっている。


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