島田佳世子(日大)が優勝、2選手が銀…世界学生選手権第4日【2006年6月19日】





 世界学生選手権第4日は6月18日、モンゴル・ウランバートルで女子3階級が行われ、59kg級の島田佳代子(日大)が優勝、51kg級の栄友菜(中京女大)と67kg級の新海真美(中京女大)が銀メダルに終わった。

 島田は初戦で台湾選手、続く準決勝でフランス選手を撃破。決勝でG・ブレウィン(カナダ)を破った。

 栄はウクライナ、ポーランドを連破したものの、決勝でY・ガンドルゴール(モンゴル)に、新海も米国、カナダを破ったものの、決勝でG・ナランチメグ(モンゴル)に敗れて、ともに2位に終わった。

 前日の4階級と合わせ、モンゴルが5階級で優勝。日本は2階級で勝ち、前年のユニバーシアードの4階級制覇を下回ったものの、04年大会の2階級優勝をキープ。銀メダルの数で前回大会を上回った。

 栄和人監督(中京女大職)は「グレコローマンもそうだったが、モンゴル選手への地元びいき判定がすごかった。しかし、負けた理由にはしない。微妙な体勢になるから負けるのであって、強い選手は相手の下にはならない。タックルで攻めて上から攻める選手が負けになることはない。世界で闘う時は、そのくらいの気持ちでいなければならない」と、厳しく話した。

(各階級成績は最終日へ ⇒ クリック


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