日本協会・笹原正三前会長がFILA殿堂入りか【2006年7月9日】





 カナダ・レスリング協会など外国のレスリング関連の複数のホームページが報じている情報によると、国際レスリング連盟(FILA)の今年の殿堂入りが発表され、1956年メルボルン五輪の金メダリストであり、日本協会前会長の笹原正三氏が選出された。日本協会にはまだ情報が届いておらず、週明けにも確認する。

 また、世界選手権6度優勝の実績を持つクリスティン・ノードハーゲン(カナダ)が女子で初めて選出された。

 FILAの殿堂は2003年にスタートし、04年に76年モントリオール五輪と世界選手権4度優勝の高田裕司・現日本協会専務理事、05年に64年東京五輪と68年メキシコ五輪を連覇した小幡(旧姓上武)洋次郎氏が選出されている。笹原氏が選出されれば日本から3人目となる。

 今回選出されたと報じられているのは下記の9人。

 
【男子フリースタイル】
Soslan Andiev(ソ連・54歳)=76年モントリオール五輪優勝、80年モスクワ五輪優勝、世界選手権4度優勝
Leri Chabelov(ソ連〜ロシア・42歳)=92年バルセロナ五輪優勝、世界選手権5度優勝
Kim Il(北朝鮮・34歳)=92年バルセロナ五輪優勝、96年アトランタ五輪優勝
笹原正三(日本・76歳)=56年メルボルン五輪優勝、世界選手権1度優勝

 
【男子グレコローマン】
Frank Andersson(スウェーデン・50歳)=世界選手権4度優勝、84年ロサンゼルス五輪3位
Nikolai Balboshin(ソ連・57歳)=76年モントリオール五輪優勝、世界選手権5度優勝
Maik Bullmann(東ドイツ〜ドイツ・39歳)=92年バルセロナ五輪優勝、世界選手権3度優勝
Islam Dugushiev(ソ連〜ロシア〜アゼルバイジャン・40歳)=世界選手権4度優勝、92年バルセロナ五輪2位

 
【女子】
Christine Nordhagen-Vierling(カナダ・35歳)=世界選手権6度優勝


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