男子の世界選手権代表チームが練習を報道陣に公開【2006年9月14日】






 東京・国立スポーツ科学センター(JISS)で合宿中の男子両スタイルの世界選手権代表チームは9月13日、練習を報道陣に公開。世界選手権が間近ということもあり、テレビ局を含めて20社近いメディアが集まった。

 昨年8位だったグレコローマン84kg級の松本慎吾(一宮運輸)は、7月下旬からのハンガリー単独修業中に背中を強打し、その後、練習を休み、ピトラスニスキ国際大会(ポーランド)も欠場し、回復に努めていた。まだ完治とまではいかないが、順調に回復し、いい状態で世界選手権へ臨めそう。

 初めての海外単独修業となったハンガリーでは、日本では経験できない“投げられる”という経験を数多く積み、「防御の練習になった」と成果を強調。「一人での生活と練習でじっくり考えることができ、精神的にも強くなった」と振り返る。けがでポーランドでの大会には出場できなかったが、「ライバルの動向を探れた」と話し、実りある遠征だったことを強調した。


《iモード=前ページへ戻る》

《前ページへ戻る》