男子グレコローマン120kg級は五輪王者バロエフが優勝…世界選手権第3日【2006年9月26日】






 世界選手権第2日は9月26日、中国・広州の天河体育館で男子グレコローマン1階級と男子フリースタイル2階級が行われ、男子グレコローマン120kg級決勝は04年アテネ五輪金メダルのハサン・バロエフ(ロシア)と昨年優勝のミハイン・ロペス(キューバ)の対戦となり、バロエフが優勝。今大会のロシアの全滅を救った。

 男子フリースタイル55kg級は昨年2位のラドスラフ・ベリコフ(ブルガリア)が勝ち、同60kg級はセイド・モハマディ(イラン)が勝った。

 国別対抗得点は、優勝はなかったものの「銀1・銅3」のトルコが39点で優勝。2位が34点のロシア、3位が同じ34点ながら銅メダルの数が少なかった米国。日本は2点で29位だった。

 最優秀選手には地元から優勝した66kg級の李岩岩(中国)が選ばれた。

 各階級の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 
【120kg級】

 ▼3位決定戦
Artyoukhin, Sergey(ベラルーシ)○[2−0(6-0,2-1)]●Sjoeberg, Jalmar(スウェーデン)
Guezel, Ismail(トルコ)○[2−0(3-1,@-1)]●Deak Bardos, Mihaly(ハンガリー)

 ▼決勝
Baroev, Khassan(ロシア)○[2−0(6-0,6-0)]●Lopez Nunez, Mijain(キューバ)


 ◎男子フリースタイル

 
【55kg級】

 ▼3位決定戦
Abdullaev, Namik(アゼルバイジャン)○[2−1(0-1,2-1,1-0)]●Kim, Hyo-Sub(韓国)
Henson, Samuel(米国)○[2−0(2-1,2-0)]●Achilov, Adcham(ウズベキスタン)

 ▼決勝
Velikov Marinov, Radoslav(ブルガリア)○[2−0(6-0,1-0)]●Kudukhov, Besik Seradinovich(ロシア)


 【60kg級】

 ▼3位決定戦
高塚紀行(日本)○[2−0(1-0,1-0)]●Fedorishin, Vasyl(ウクライナ)
Batirov, Mavlet(ロシア)○[2−0(3-1,2-0)]●Dutt, Yogeshwar(インド)

 ▼決勝
Mohammadi, Seyed Mourad(イラン)○[2−0(1-0,@-1)]●Zadick, Mike(米国)



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