山口竜志(拓大)が2年連続優勝…全日本大学グレコローマン選手権最終日【2006年10月14日】






 全日本大学グレコローマン選手権最終日は10月13日、東京・駒沢体育館で3階級が行われ、96kg級の山口竜志(拓大)が、昨年に続いて2年連続2度目の優勝を遂げた。山口は8月の全日本学生選手権も2連覇を達成しており、2年連続で学生二冠王に輝いた。

 84kg級は、全日本選抜選手権74kg級2位の鶴巻宰(国士大)が、決勝でJOC杯ジュニア王者の斎川哲克(日体大)を破り、2年ぶり3度目の優勝を遂げた(03年は74kg級での優勝、
右写真=決勝で斎川を投げる鶴巻)。斎川は準決勝で昨年優勝の磯川孝生(拓大)を破ったものの、実らなかった。

 120kg級はロシアからの留学生、ムジコフ・ボリス(山梨学院大)が勝った。

 最優秀選手は74kg級で勝った桜井浩二(拓大)、敢闘賞は60kg級優勝の北岡秀王(日体大)。

 大学対抗得点は、2階級で優勝した拓大が2年連続6度目の優勝。2位が日体大、3位には青山学院大が4年ぶりに入った。

 各階級の成績は下記の通り。(撮影=増渕由気子)


《全成績=pdfファイル》
一覧表 55kg級 60kg級 66kg級 74kg級 84kg級 96kg級 120kg級

※第1日結果 → クリック

 【84kg級】

 ▼準決勝
鶴巻宰(国士大)○[判定]●尾曲伸乃佑(青山学院大)
斎川哲克(日体大)○[判定]●磯川孝生(拓大)

 ▼3位決定戦
尾曲伸乃佑(青山学院大)○[判定]●迫昭人(神奈川大学)
磯川孝生(拓大)○[判定]●矢野将章(専大)

 ▼決勝
鶴巻宰(国士大)○[判定]●斎川哲克(日体大)

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 【96kg級】

 ▼準決勝
山口竜志(拓大)○[判定]●正木裕也(日体大)
坂本憲蔵(日本文理大)○[判定]●畑俊輔(日本大)

 ▼3位決定戦
正木裕也(日体大)○[判定]●野口智行(専大)
浅見哲郎(早大)○[判定]●畑俊輔(日大)

 ▼決勝
山口竜志(拓大)○[判定]●坂本憲蔵(日本文理大)

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 【120kg級】
 ▼準決勝
ムジコフ・ボリス(山梨学院大)○[判定]●河野隆太(青山学院大)
中村淳志(拓大)○[判定]●岩元章(大東大)

 
 ▼3位決定戦
長井博和(中大)○[判定]●河野隆太(青山学院大)
荒木田進謙(専大)○[判定]●岩元章(大東大)

 ▼決勝
ムジコフ・ボリス(山梨学院大)○[判定]●中村淳志(拓大)

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《個人賞》

▼最優秀監督賞 秋本公太郎(拓大)、▼最優秀選手賞 桜井浩二(拓大)、▼敢闘賞 北岡秀王(日体大)、▼最短フォール賞 村瀬洸介(拓大)、▼最多フォール賞 安沢薫(早大)、▼ゴールデンホイッスル賞 高田毅(国士大)



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