藤本健太(近大ク)がベスト8…モンゴリアン・プレジデント・カップ【2006年11月10日】






 男子フリースタイルの「第1回モンゴリアン・プレジデント・カップ」が11月4〜5日、モンゴル・エルデントで行われ、60kg級の藤本健太(近大ク)が2勝をマークしてベスト8へ進出したが、続く準々決勝で敗れた。他の3選手はいずれも初戦敗退だった。

 大橋正教監督(ALSOK綜合警備保障監督)によると、同大会はモンゴルの大統領が開会式に出席するなど国を挙げてのイベント。日本チームは、モンゴルの首都ウランバートルに到着後、ホテルで半日休憩。夜8時から寝台列車で約12時間をかけて試合地へ到着した。

 大会にはロシア、キューバ、韓国、中国など9か国が参加。地元のモンゴルから一線級の選手が出たのは当然だが、キューバから2002年55kg級世界王者のレネ・モンテロ、2004年アテネ五輪60kg級王者のヤンドロ・クインタナ(今回は66kg級に出場して優勝)が出場するなど、かなりのハイレベルの大会だった。

 モンゴルはサッカーよりもレスリングの方が盛んな国。首都から遠く離れた都市にもかかわらず、観客席にはほぼ満員の観客が集まり、盛況だったという。

 各階級の成績は下記の通り。


 【55kg級】鈴木一美(ALSOK綜合警備保障)

1回戦 ●[0−2(3-5,0-3)] B. Badmayev(ロシア)

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【60kg級】藤本健太(近大ク)

1回戦 ○[2−1(2-0,1-2,2-1)] Yo. Batdarkhan(モンゴル)
2回戦 ○[フォール、2P] H. Magvandorj(モンゴル)
3回戦 ●[0−2(0-1,1-2)] Kim Mun Jak(韓国)

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【60kg級】桜木基暢(日大OB)

1回戦 ●[0−2(0-2,0-3)] P. Unurbat(モンゴル)

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【66kg級】谷和典(日大OB)

1回戦 ●[0−2(1-3,0-2)] M. Batmunkh(モンゴル)



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