28ヶ国・地域が参加へ…アジア大会エントリー状況【2006年11月21日】






 2006年アジア大会(レスリング競技=12月9〜11・13〜14日、カタール・ドーハ)のエントリー状況が判明し、レスリングは男子が26ヶ国、女子は14ヶ国・地域、トータルで28ヶ国・地域がエントリーした。前回の2002年釜山大会は、男子23ヶ国、女子10ヶ国であり、今回は大会史上最多の参加国となる。

 女子は日本、カザフスタン、キルギスタン、モンゴル、ベトナム、韓国、中国、インドで4階級フルに出場することが予定され、他にカンボジア(2階級)、フィリピン(2階級)、北朝鮮(2階級)、タイ(1階級)、台湾(3階級)、ウズベキスタン(2階級)。13〜14選手での闘いという階級も出てきそうだ。

 注目の中国は、16選手がエントリー。現地に行ってみなければ出場選手が分からないという状況となったが(注=レスリングは予備エントリーで3選手がエントリーでき、試合前日のファイナルエントリーでその中から1選手に絞ることができる。なぜ1階級あたり4選手がエントリーできるのかは不明)、アテネ五輪72kg級金メダリストの王旭、昨年の48kg級世界チャンピオンの任雪層らが名を連ねている。

 カザフスタンの女子55kg級には、アテネ五輪同級にロシア代表として出てきたオルガ・スミルノバが国籍を変えてエントリーしている。

 男子では、今年のフリースタイル60kg級世界王者のセイェド・ムラド・モハマディ(イラン)や、03・05年世界王者のディルショド・マンスロフ(ウズベキスタン)、グレコローマン66kg級世界王者の李岩岩(中国)らの強豪がエントリーしているが、中国とウズベキスタンは他の選手もエントリーしているため、前日にならなければ正確な出場選手は分からない。

 グレコローマン55kg級で2年連続世界チャンピオンになったハミド・スーリアン・レイハンプール(イラン)はエントリーに名前がなく、今年の世界ジュニア選手権2位のジェイシン・アミリと思われる名前がある(注=国際レスリング連盟のデータベースとスペルが違うため「思われる」と表記しました)。

 韓国は男女18階級すべてで世界選手権と同じメンバーが出てくる。

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