【特集】2005年世界選手権 華麗なる闘いの跡  パクのくぐりタックル


 スタンドのスリルある攻防があまり見られなくなったグレコローマンだが、55kg級決勝でパク・ユンチュル(韓国)がハミド・ソリャン(イラン)に見せたくぐりタックルは妙味があった。体の柔軟性あればこそのタックル。

向き合った姿勢から相手の脇の下に頭を通してのタックル。バランス悪そうだが…。 必死にこらえて背後へ。青の手首をしっかり決めているところがポイントか。

まだ手首を離さない。そのため青は動きを封じられている。 もう向き合えない体勢になってやっと手首を離す。しっかりとゴービハインドを決めて1点を獲得。



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