【特集】2005年世界選手権 華麗なる闘いの跡】湯元健一の正面タックル


 初戦でアテネ五輪チャンピオンと激戦を演じたフリースタイル60kg級の湯元健一。敗者復活1回戦のオダバシ(トルコ)戦では、豪快な3点タックルを決めた。勢いがつきすぎて1点を取られたのは今後へ向けて反省材料だが、持っている技をしっかりと出せた世界選手権だった。

正面からタックルを決めた湯元。持ち上げようとするが、相手に踏ん張られる。 そのため、ヒザが伸びてしまい腰高に。相手はタックル返しへ。

湯元はぎりぎりのところでこらえ、背中がマットに向くことを阻止。最後はバックを取られたものの、自らが3点で、相手は1点、このリードを守り切って勝利へつなげた。



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