FILAがアジア大会、ユニバーシアードへの積極参加を再度要望




 国際レスリング連盟(FILA)は4月22日(日本時間23日)、公式ホームページ上で加盟国に対し、アジア大会やユニバーシアードへの積極的な参加を呼びかける要望を再度行なった。

 FILAはHP上で、ことし5月の地中海大会(スペイン・アルメリア)、ことし8月のユニバーシアード(トルコ)、来年12月のアジア大会(カタール)の組織委員会と粘り強い交渉の末に女子の採用を認めてもらった実績を説明。世界におけるレスリングの地位を守るために、これらの大会に各国が男女とも最大の選手数を送ることを要望している。

 FILAは国際オリンピック委員会(IOC)に対し、2008年北京オリンピックでの女子7階級の実施を要望中。この交渉を有利に運ぶためにも、この種の総合大会での女子の参加選手数の増大が必要と思われる。各国の参加が望まれる。

 なお、日本レスリング協会はユニバーシアードの女子採用について、日本オリンピック委員会(JOC)を通じて大会の組織委員会に照会しているが、まだ回答はない。


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