高塚紀行（日大）が２年ぶりの優勝でJOC杯受賞…JOC杯ジュニアオリンピック最終日
JOC杯ジュニアオリンピック最終日は４月24日、神奈川・横浜文化体育館で男子のジュニア、カデットの決勝までが行なわれ、ジュニアのフリー60kg級決勝は03年高校四冠王の高塚紀行（日大）と04年高校三冠王の大沢茂樹（山梨学院大）の茨城・霞ヶ浦高の先輩後輩の対決となり、高塚が第１ピリオドを取られながらも第２、３ピリオドを連取し、２年ぶりの優勝を遂げ、男子のJOC杯を受賞した。
男子ジュニアのグレコローマン84kg級は、昨年１年生でインカレ王者に輝いた斎川哲克（日体大）が勝ち、男子ジュニアのオリンピック・ゴールドメダル賞を受賞。３月の全国高校選抜大会でも優勝した永田裕城（京都・網野高）が男子カデットのフリースタイル76kg級を制し、同オリンピック・ゴールドメダル賞を受賞した。
前日終わった女子は、JOC杯がジュニア63kg級優勝の西牧未央（愛知・至学館高＝旧中京女大付高）で、オリンピック・ゴールドメダル賞は、ジュニアが59kg級優勝の山名慧（中京女大）、カデットが52kg級優勝の山内佳子（青森・青森商高）が、それぞれ受賞した。
強化委員会は、男子の優勝選手を７月５〜10日の世界ジュニア選手権（リトアニア・ビリニュス）、２位選手を６月８〜12日のアジア・ジュニア選手権（韓国・済州島）へ、女子は１位選手を両大会へ派遣することを決めた。
各階級の成績は下記の通り。
| 男子ジュニア・フリースタイル | 男子ジュニア・グレコローマン |
| 男子カデット・フリースタイル | 男子カデット・グレコローマン |
| 入賞者一覧表 |
◎ジュニアの部
【男子フリースタイル】
▼50kg級 [1]長江翔太（国士大）、[2]守田泰弘（福岡・三井高）、[3]茂岡良太（鹿児島・樟南高）、富岡達也（長野・上田西高）
▼55kg級 [1]稲葉泰弘（専大）、[2]前田翔吾（愛知・星城高）、[3]嶋村英宣（東洋大）、青木強（国士大）
▼60kg級 [1]高塚紀行（日大）、[2]大沢茂樹（山梨学院大）、[3]菊地憲（日体大）、中田巧巳（中大）
▼66kg級 [1]藤本浩平（拓大）、[2]岩井康輔（山梨学院大）、[3]宮原崇（明大）、森川一樹（茨城・霞ヶ浦高）
▼74kg級 [1]秋本直樹（日大）、[2]大月葵斐（早大）、[3]工藤豪己（日大）、東誠次（立命館大）
▼84kg級 [1]門間順輝（日体大）、[2]藤本大輔（日体大）、[3]青木修也（青山学院大）、伊藤拓也（早大）
▼96kg級 [1]下中隆広（国士大）、[2]安西信昌（明大）、[3]森川真吏（国士大）、浜田圭介（中大）
▼120kg級 [1]荒木田進謙（青森・光星学院高）、[2]山口恭平（徳山大）、[3]山際拓（東洋大）、桜井紀宏（日体大）
【男子グレコローマン】
▼50kg級 [1]長塚和仁（東洋大）、[2]三浦正幸（東洋大）、[3]狩野亮太（栃木・宇都宮商高）、亀山元気（九州国際大）
▼55kg級 [1]倉本一真（拓大）、[2]峯村亮（神奈川大）、[3]松下直樹（日体大）、平尾清晴（日体大）
▼60kg級 [1]城戸義貴（徳山大）、[2]松本隆太郎（日体大）、[3]前田雄一朗（国士大）、伊藤雄太（山梨学院大）
▼66kg級 [1]生松麗（日本文理大）、[2]井上智裕（兵庫・育英高）、[3]竹本幸城（立命館大）、板倉史也（青山学院大）
▼74kg級 [1]根津隆夫（早大）、[2]畑中泰史（山梨学院大）、[3]倉谷修平（日体大）、長谷川大輝（立命館大）
▼84kg級 [1]斎川哲克（日体大）、[2]矢野将章（専大）、[3]畑俊介（日大）、柴山啓吾（中京学院大）
▼96kg級 [1]山口竜志（拓大）、[2]長友大祐（日体大）、[3]山本雄資（山梨学院大）、矢部隆幸（神奈川大）
▼120kg級 [1]中村淳志（拓大）、[2]竹内勝信（国士大）、[3]小椋健太（桃山学院大）、高橋信一（日大）
◎カデットの部
【男子フリースタイル】
▼42kg級 [1]半田守（網野町少年教室）、[2]倉持祐貴（霞ヶ浦アンジュスポーツ）、[3]小田直弥（大阪・同志社香里高）、中田仁（福井・敦賀気比高）
▼46kg級 [1]丸山秀斗（山口・鴻城高）、[2]山本知正（三重・鳥羽高）、[3]大倉竜矢（宮崎・日南工高）、西野健太（岩手・宮古商高）
▼50kg級 [1]松本卓弥（京都・網野高）、[2]水越智也（茨城・霞ヶ浦高）、[3]岩永竜太（長崎・島原高）、武夏樹（鹿児島・樟南高）
▼54kg級 [1]菊地賢人（秋田・秋田商高）、[2]椿恭将（千葉・八千代松陰高）、[3]川腰智也（群馬・高岡商）、長野真也（京都・立命館宇治高）
▼58kg級 [1]山口代悟（兵庫・育英高）、[2]中山雄太（青森・光星学院高）、[3]小俣涼平（茨城・霞ヶ浦高）、矢後慎太郎（千葉・布佐高）
▼63kg級 [1]高谷惣亮（京都・網野高）、[2]石田智嗣（京都・立命館宇治高）、[3]今村健（熊本・玉名工高）、岡本佑士（静岡・飛龍高）
▼69kg級 [1]松本篤史（群馬・館林高）、[2]金子貴宏（神奈川・向上高）、[3]矢口護（長野・上田西高）、田中龍也（大分・日本文理大付高）
▼76kg級 [1]永田裕城（京都・網野高）、[2]足達康宏（京都・網野高）、[3]野呂俊晴（長崎・島原高）、久保佑太（大阪・同志社香里高）
▼85kg級 [1]山名隆貴（奈良・添上高）、[2]佐藤洋輔（山形・米沢工高）、[3]鈴木聖二（岐阜・岐阜工高）、湯本開（千葉・八千代松陰高）
▼100kg級 [1]馬場祐太朗（長崎・島原高）、[2]渡辺文博（茨城・霞ヶ浦高）、[3]内谷幸博（福井・敦賀気比高）、中谷月明（奈良・添上高）
【男子グレコローマン】
▼42kg級 [1]雨宮和貴（山梨・北杜高）
▼46kg級 [1]矢後匡平（千葉・柏二中）、[2]橋本光太（長崎・島原工高）、[3]谷田旭（沼津ク）、松葉一歩（鹿児島・鹿屋中央高）
▼50kg級 [1]梶雅晴（兵庫・育英高）、[2]田中秀樹（静岡・三島高）、[3]牧瀬裕樹（埼玉・埼玉栄高）、中邑優希（熊本・玉名工高）
▼54kg級 [1]中井伸一（東京・京北高）、[2]高橋昌巳（石川・金沢工高）、[3]中村昌訓（大阪・近代付高）、丸山雅斗（山口・鴻城高）
▼58kg級 [1]竹下英嗣（山口・鴻城高）、[2]名倉基純（静岡・焼津中央高）、[3]中島勇斗（神奈川・六ツ川高）、軸屋恭平（熊本・玉名工高）
▼63kg級 [1]横山大士（滋賀・栗東高）、[2]五宝龍郎（京都・網野高）、[3]桜井晃（山梨・韮崎工高）、小泉保美（山梨・韮崎工高）
▼69kg級 [1]中野裕仁（愛媛・今治工高）、[2]加藤大志朗（兵庫・育英高）、[3]平龍也（山形・米沢工高）、十河卓児（香川・多度津工高）
▼76kg級 [1]菊地心（北海道・根室高）、[2]脇田康平（福岡・三井高）、[3]渡部友章（福島・田島高）、村島正洋（三重・尾鷲高）
▼85kg級 [1]鈴木啓仁（京都・南京都高）、[2]宮川翔（鳥取・倉吉総合産業高）、[3]安斎雅之（岩手・専大北上高）、松崎太一（愛媛・北条高）
▼100kg級 [1]近田真基（兵庫・育英高）、[2]中野正平（愛知・一宮工高）、[3]川畑秀（鹿児島・鹿屋中央高）、西村修一（奈良・広陵高）