アジア選手権(中国・武漢)に15の国・地域が参加




 今年のアジア選手権は5月24〜29日、中国・武漢で行なわれるが、5月15日現在のエントリーが15か国(男子フリースタイル15か国、男子グレコローマン12か国、女子9か国)ということが分かった。イラク、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)などもエントリーしているが、カザフスタンやインドといった常連が含まれておらず、これらの国は出場が予想されるので出場国は最終的には17か国前後に達するもとの思われる(エントリーの締め切り期限をすぎても、国際慣習として出場を認めるため)。

 男子フリースタイルでは、55kg級に2003年世界チャンピオンのディルショド・マンスロフ(ウズベキスタン)がエントリーしているが、かなりの国で新しい選手が出場してくる。男子グレコローマンでも、アテネ五輪60kg級で金メダルを取ったユン・イヒュンは不出場で、韓国からは2001年東アジア大会(大阪)と2002年アジア大会(韓国)優勝のカン・キュンイルが出場する。

 女子では、63kg級に2001年世界チャンピオンのメン・リリ(中国)が出場。55kg級には、昨年のアジア選手権(東京)とワールドカップ(東京)の59kg級で優勝したス・リフイ(中国)が階級を落として出場してくる。72kg級の中国は、アテネ五輪金メダリストのワン・シュではなく、2003年世界選手権67kg級7位のワン・チアオが階級を上げてエントリーしてきた。

 現在までのエントリー選手は、ここをクリック(pdfファイル)。




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