世界選手権代表チームが「PRIDE」のリングからあいさつ




 8月28日、さいたまスーパーアリーナで行なわれた総合格闘技イベント「PRIDEミドル級GP決勝戦」で、レスリングの世界選手権代表チームがリング上に上がり、4万7629人(超満員)の観衆に世界選手権での健闘を誓った。

 日本協会の福田富昭会長の「満員の観客の前に立つことで度胸がつく」という目的もあって実現したもので、リング上からは、まず福田会長が「昨年のアテネ五輪同様、全力で戦って金メダルを取ってきます」とあいさつ。続いて男子を代表して松本慎吾選手(一宮運輸)が「PRIDEのリングに上がり、熱い気持ちになりました。世界の頂点を目指して頑張ります」と、女子を代表して浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)が「日本選手団一丸となって金メダルを目指して頑張ります」とあいさつし、最後に「気合だ!」と絶叫。世界選手権での健闘を誓い、観客から熱い声援を受けた。

 シドニー五輪の前に五輪代表選手(当時は男子のみ)が新日本プロレス両国国技館大会のリング上からあいさつしたことがあり、プロの大会で日本代表選手があいさつするのは約5年ぶり。4万人を超える観客の前で紹介されたのは初めてのこと。

最初に福田富昭会長があいさつ 男子を代表して松本選手があいさつ 女子を代表して浜口選手があいさつ


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