【特集】本HPが選んだミス・レスリング…2005年世界選手権

(撮影=矢吹建夫、参考写真を除く)


2005年世界選手権 ミス・レスリング
ナタリア・ゴルツ(ロシア、55kg級)
 1985年8月22日生まれ、20歳。1998年に世界カデット選手権で優勝し(規定の年齢に達しておらず、うまくすり抜けたらしい)、00〜02年に3年連続で欧州カデット選手権を制した。シニアのデビュー戦となった02年ワールドカップ51kg級で優勝し、同年世界選手権3位。03年に55kg級で欧州チャンピオンとなり、世界選手権は3位へ。所属の移籍をめぐるトラブルで国内協会から出場停止処分を受けてアテネ五輪は逃したが、ことし復帰し、欧州選手権優勝、ワールドカップ2位、世界選手権3位と好成績を残している。

  【参考写真】

2002年世界選手権51kg級でで3位入賞。このとき17歳! 2003年には55kg級へアップし欧州で優勝。世界選手権では3位。 2003年で来日。来年5月の名古屋W杯での再来日が待たれる。

 ◎次点4選手(順不同)

キャロル・ヒュン
    (カナダ、48kg級)


 1980年11月16日生まれ、24歳。2000年世界選手権46kg級で3位に入賞。今回も3位へ。

レネ・オーネス
   (ノルウェー、59kg級)


 1976年7月18日生まれ、29歳。1995年の世界選手権から出場している。今回が10度目の出場で、浜口京子選手らと並び歴代2位タイ。最高は2位で、まだ優勝はなく、今回も3位。
アグニエスカ・ビエスチェク
     (ポーランド、72kg級)


 1983年3月22日生まれ、22歳。2004年世界学生選手権72kg級で2位。今年はユニバーシアードで3位入賞を果たしたが、世界選手権では12位。
サリー・ロバーツ
    (米国、59kg級)


 1980年11月30日生まれ、24歳。2003年世界選手権59kg級で3位のあと、ワールドカップで優勝。今年は55kg級アテネ五輪代表のテラ・オドネルを国内大会で破って米国代表へ。3位に入賞した。



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