2008年北京五輪の女子7階級は却下…IOC理事会





 国際オリンピック委員会(IOC)は10月27日、スイスのローザンヌで理事会を開き、国際レスリング連盟(FILA)が申請していた2008年北京五輪のレスリング女子7階級実施の要望は却下された。これにより、北京五輪での女子4階級実施が決定的となった。

(注=正式には「男女で18階級」がFILAへの割り当て。従って、FILAが「男子12階級、女子6階級」などと決めれば、女子の階級は増える。しかしながら、男子の階級減には強い反発が予想され、アテネ五輪と同じ「男子14階級、女子4階級」に決定されるものと思われる)

 新たに採用された種目は、水泳の男女10キロオープンウオーター(遠泳)、陸上女子3000メートル障害の3種目で、クレー射撃の2種目が除外され、種目数は1種目増えて302種目。

 女子の参加を促進する方針のため、女子のサッカー、ホッケー、ハンドボールで出場国数を10から12チームへ増やすなどの措置がとられたが、種目(階級)数の増加は厳しく、レスリングのほか、ボクシング、テニス、重量上げ、テコンドーで種目増の要望が却下され、水泳も要求の中から6種目が認められなかった。


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