世界V6のC・ノードハーゲンがカナダ・ナショナルチームのコーチへ




 世界選手権を6度制し、世界のメダリスト・ランキング1位のクリスティン・ノードハーゲン(カナダ)が、カナダの女子コーチ協会のメンバーに選ばれ、シニアのナショナルチームのコーチとして活動することになった。

 ノードハーゲンは昨年のアテネ五輪で5位に入ったあと、1か月半後に日本で行なわれた女子ワールドカップに出場。「北京オリンピックを目指す」と話したものの、カナダ在住の元世界チャンピオンのオダガキ弥生さん(旧姓浦野)によると、「ひざと肩のけがのため引退を決意。北京オリンピックが近づいても、マットに戻ることはない」とのこと。

 ノードハーゲンはカナダ・レスリング協会の公式ホームページで「私はスポーツの振興に情熱を捧げたい。これからは指導の世界へ身を投じる。コーチ協会からシニアのナショナルチームを指導する機会を与えてもらい、夢の実現を続けることができる。これまでジュニアのナショナルチームのコーチをしたことはあるけど、これからはシニアのナショナルチームのコーチとして頑張りたい。カナダの素晴らしいコーチからいろんなことを学びたい」とコメントしている。

 ノードハーゲンの現役引退により、「金5・銀1・銅2」(五輪を含む)の浜口京子が世界メダリスト・ランキングの現役1位となった。


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