全日本選手権不参加の井上謙二選手(自衛隊)は現役続行




 アテネ五輪男子フリースタイル60kg級の銅メダリストで、今年の天皇杯全日本選手権を欠場する井上謙二選手(29=自衛隊)は12月5日、「体調を万全にもっていき、北京五輪を目指す」と、今後も現役生活を続けることを明らかにした。

 同選手は6月の明治乳業杯全日本選抜選手権で3位に終わったあと、7月に古傷の右肩を手術。そのリハビリのため、今回の全日本選手権は不参加を決めた。しかし現役引退の意思はなく、「いつとは言えないが、体が万全になったら出場したい」と、手術箇所の回復を見ながら次の大会出場の時期を決める予定。現在は、マットワークなどほぼ普通の練習をこなすまでに回復している。

 「まだ闘いたいという気持ちがある。アテネ五輪と同じで、五輪の前年あたりにひょんと出て日本代表権を取りますよ」と、オリンピック連続出場への意欲を見せた。


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