横山秀和が五輪出場資格獲得、小平清貴は無念…フリー五輪第2次予選
フリースタイルのアテネ五輪第2次予選第1ステージ最終日は2月1日、スロバキアのブラティスラバのムラドスト・スポーツ・ホールで行われ、84kg級の横山秀和(秋田・秋田商高教)が決勝トーナメント1回戦を勝ち抜いて4位以内を確保。五輪出場資格を獲得した。横山は準決勝も不戦勝で勝ち、決勝へ進んだ。
96kg級の小平清貴(警視庁)は決勝トーナメント1回戦で敗れ、順位決定予備戦で不戦勝。5・6位決定戦に望みをかけたがRolf
Scherrer(スイス)に0−3で敗れ、6位に終わって五輪出場資格をあと一歩で逃した。
横山秀和の話「(準々決勝の相手のShalorusに関して)予選でオリンピック3位のマケドニア選手に勝っているから、強いかなと思って。イギリスだけど、イラン系の人だから、ちょっと不安がありました。しかし、先制点を取れて波の乗れました。パーテールポジションからの攻撃で勝負しようと思って、思った通りにいきました。フォールで勝てて、すごくうれしいです」(取材:ビル・メイ)
【84kg級】横山秀和(秋田・秋田商高教) 28選手出場
準々決勝 ○[フォール、1:25=10-0] Kamal Shalorus(英国)
準 決 勝 ○[不戦勝] Moon Eui-Jae(韓国)
【96kg級】小平清貴(警視庁) 6位=30選手出場
準々決勝 ●[1−9] Rustam Aghayev(アゼルバイジャン)
順位決定予備戦 ○[不戦勝] Taimuraz Tiguiev
5・6位決定戦 ●[0−3] Rolf Scherrer(スイス)