中京女大・栄和人監督がヨネックス財団賞を受賞




 ヨネックススポーツ振興財団が優れたスポーツ指導者に贈るヨネックス財団賞に中京女大の栄和人監督を選出。16日、都内のホテルで授与式が行われ、表彰状と賞金100万円が贈られた。(写真右=左は同財団の米山稔理事長)

 栄和人監督は、ゲストとして参加したアテネ五輪日本選手団の団長が予定される福田富昭・日本協会会長(日本オリンピック委員会強化本部長)を横目で見ながら「まだ五輪のコーチには決まっていないが、選んでくれれば全力で選手をサポートしたい」とアピール。アテネでは「中京で3個、女子レスリング全体で4個の金メダルを持って帰る」と宣言。

 福田会長は同監督をアテネ五輪のコーチに選ぶことをほのめかして同監督のアピールに答え、「手品とかをやって選手をリラックスさせるのがうまい」と評価。「励みとなる賞をいただき、ヨネックスさんに感謝したい。ただ、レスリングではヨネックス製のグッズを使うことがないのが残念。選手の尻をたたくラケットでもつくっていただきたい」と会場を笑わせた。

 岡野俊一郎・国際オリンピック委員会委員は「五輪での贈呈式も私たちIOC委員の仕事。アテネでは、何としても女子レスリングの決勝へ行き、日本選手にメダルの贈呈を行いたい」と激励した。
(写真左)



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