全国女子高校生・中学生大会が発展的消滅へ




 日本協会と全日本女子連盟は、毎年8月に実施していた全国女子高校生・中学生大会を発展的に消滅させることを決めた。今年からは、女子高校生の大会を8月の全国高校生グレコローマン選手権と並行開催し、女子中学生の大会は6月の全国中学生大会一本となる。

 同大会は、高校・中学での女子レスリングの普及を目的に1995年に京都・網野町で第1回大会が行われ、翌年から大学生の大会(全日本女子学生選手権)も並行開催するようになった。

 しかし99年から全国中学生選手権で女子が実施され、2つの全国大会が存在することになった。01年には、全日本学生選手権で女子を実施することにともない大学の大会が消滅。今回、中学生の大会を一本化するとともに、高校で女子を普及させる一環として男女の同時開催を決めた。

 なお「全国高校生グレコローマン選手権」の名称は変わらず、同大会と「全国女子高校生選手権」の2大会の同時開催ということになる。




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