アジア女子選手権 日本選手コメント


 48kg級:伊調千春「どれだけ今の自分の力が通じるのか、知りたかった。今回の大会は、アテネ五輪へ向けての通過点ですが、いい刺激を受けることができました。タックルなど課題が見つかったので、オリンピックまでに練習して万全の態勢で望みたいと思います」

 
51kg級:甲斐友梨「初戦から勢いに乗ることができ、決勝戦まで進むことができましたが、優勝するにはまだまだ力不足でした。決勝で敗れた相手には、この後の世界合宿で徹底的にスパーリングを挑んで、次は絶対に負けないようにがんばります」

 
55kg級:吉田沙保里「決勝戦もフォールかテクニカルフォールで勝ちたかったですが、焦りすぎて空回りしてしまいました。オリンピックでは楽にに勝てない厳しい試合が続くと思いますが、自分レスリングをさらに磨いてしっかり焦らず戦って金メダルを獲ります」

 
59kg級:山名慧「全くの力不足でした。マットに上がった時、どうしていいかわからず、普段練習してきたことが少しもできませんでした。もっと練習して、試合でもいつも通りの動きができるよう力をつけたいと思います」

 
63kg級:伊調馨「決勝戦では思っていたより自分のタックルができました。自分の場合、早めにタイミングよく攻められるかがポイントです。今大会の試合を振り返って、悪いところはきちんと修正して、オリンピックで必ず金メダルが獲れるよう練習していきます」

 
67kg級:斉藤紀江「決勝戦、延長のクリンチでは思い切り攻めることができました。優勝できてうれしいです。アテネ・オリンピック出場はダメでしたが、この大会をスタートとして次の目標に向けてがんばります」

 
72kg級:浜口京子「今回もいろいろあって本当に大変だったので、優勝できた瞬間はうれしさがこみ上げて来ました。日の丸をかかげ、君が代を聞くことができたよかったです。表彰式では、アテネでも優勝できるよう日の丸にお願いしました。金メダルが獲れるようこれからもがんばります」

(取材・構成=宮崎俊哉)



《前ページへ戻る》