世良桃子(福岡大)が2連勝…世界学生選手権(女子)
世界学生選手権第2日は6月4日、ポーランドのウッジで女子がスタート。48kg級の世良桃子(福岡大)が予選1、2回戦を白星でスタートした。
各階級の成績は下記の通り。(レポート=ウイリアム・メイ)
【48kg級】世良桃子(福岡大) 8選手出場
予選1回戦 ○[フォール、1:54=5-0] Sigrun
Dobner(ドイツ)
《経過》世良がタックルのフェイントから、腰投げを決めてフォール勝ち。
予選2回戦 ○[5−0] Fani Psatha(ギリシャ)
《経過》プールAの一番強いと思われる相手に、確実に3種類のタックルを決め、アンクルホールドも飛び出して快勝。
【51kg級】守下紘美(山梨学院大OG) 8選手出場
予選1回戦 ○[フォール、4:54=5-3] Ramona
Scherer(ドイツ)
《経過》正面タックルが決まらず、1−3とリードを許したが、飛行機投げでうまく相手を倒し、逆転フォール勝ち。
予選2回戦 ●[3−5] Victorya Brandush(ウクライナ)
《経過》正面タックルが決まらず、逆に相手にバックを許すなどしてリードを許してしまった。
【55kg級】関根ゆう(大東大) 5選手出場
リーグ1回戦 ●[4−5] Jessica Petersen(カナダ)
《経過》0−4とリードを許した関根だが、必死に反撃し4−4に追いついた。しかしラスト1分、投げ技を受けて4−5となり、そのままのスコアで試合終了。
リーグ2回戦 BYE
【59kg級】立本小百合(中京女大) 7選手出場
予選1回戦 ●[1−3] Marcie van Dusen(米国)
《経過》タックルのミスから、相手にバックに回られ、バック投げで0-3。立本は正面タックルで攻めたが、相手の固いデフェンスを攻めこめなかった。
予選2回戦 ●[0−5] Arleta Walkuska(ポーランド)
《経過》第2ピリオドに入って、相手の正面タックルが決まり3点を失って黒星。地元のファンは大喜び。
【63kg級】正田絢子(東洋大) 9選手出場
予選1回戦 ○[フォール、0:23=4-0] Christi
Evagelia(ギリシャ)
《経過》正田は試合開始後、すぐに飛行機投げを決め、そのままフォール勝ち。
予選2回戦 BYE
【67kg級】塚本真紀(中京女大) 7選手出場
予選1回戦 ●[Tフォール、2:36=0-11] Martine
Dugrenier(カナダ)
《経過》塚本はスタンドでもグラウンドでも、相手のの攻撃を止めることができず、第1ピリオドで11点差をつけられた。
【72kg級】村島文子(中京女大) 6選手出場
予選1回戦 ○[6−0] Chuang Chiu-hsiang(台湾)
《経過》攻めにくい相手あったが、村島は焦らずに1点ずつポイントを重ね、勝利を手にした。