中京女大・杉山三郎部長の教授昇格を祝う会が盛大に




 中京女子大レスリング部の杉山三郎部長の「教授昇格を祝う会」が7月10日、厚木ロイヤルパークホテルにて、盛大に行われた。

 杉山教授は、今回のアテネ・オリンピックに伊調千春、吉田沙保里、伊調馨の3選手を代表として派遣する女子レスリングの名門クラブを17年前に創部。現在は、部長としてチームを支えている。

 「祝う会」は恩師・友人・知人・親戚・家族ら70人近くが集まり、盛大に行われた。笹原正三・前日本協会会長が主賓として「杉山先生は、福田富昭・現協会会長が魂を入れ、先頭を切って引っ張ってきた女子レスリングの現場で、情熱を注ぎ基礎を育ててきた。女子が初めてオリンピック種目となるアテネ・オリンピックの年に教授に昇格されるということはとても意義がある」とあいさつ。

 大学時代の恩師である花原勉・日本協会副会長、メキシコ五輪金メダリストの中田茂男氏、滝山将剛・国士大レスリング部部長、アテネ五輪女子代表チームの鈴木光監督と木名瀬重夫コーチ、日本協会の村本健二総務委員長、日体大の同期生の山本郁栄・日体大教授らが祝福を送ると、杉山部長は「感無量。ありがとうございます。これからもレスリングの発展のためにがんばります」と返答した。

(取材・文=宮崎俊哉)


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