笹本睦が初戦を白星で飾る…男子グレコ第2日
アテネ五輪レスリング競技第4日は8月25日、アテネ市のアノリオシア・オリンピック・ホールで男子グレコローマンの後半3階級がスタート、60kg級の笹本睦(綜合警備保障)が初戦を白星でスタートした。
笹本はシドニー・ガズマン(ペルー)相手にグラウンド攻撃がさえてテクニカルフォール勝ち。2回戦は試合がなく、3回戦のダボール・セテファネクム(セルビアモンテネグロ)戦で決勝トーナメント進出をかける。
しかし74kg級の永田克彦(新日本プロレス職)は、ダニアール・コボノフ(キルギスタン)、マルコ・イリハンニクセラ(フィンランド)に連敗し、予選リーグで姿を消した。
各階級の成績は下記の通り。
【60kg級】笹本睦(綜合警備保障) 22選手出場
予選1回戦 ○[Tフォール、2:31=11-0] Sidney Guzman(ペルー)
《経過》笹本が開始50秒、巻き投げで3点を取り、ローリングで攻撃して5−0。さらに俵返しと見せかけて反対側にニアフォールを奪うなどうまく攻めて9−0へ。最後はパッシブからパーテールポジションせで攻め、ローリングを決めた。
予選2回戦 BYE
【74kg級】永田克彦(新日本プロレス職) 20選手出場
予選1回戦 ●[2−3] Daniar Kobonov(キルギスタン)
《経過》開始から1分11秒、コボノフがパッシブを取り、粘った末にローリングを決めて2点を先制。永田は2分36秒、パッシブを取ってパーテールポジションで攻めるが、エスケープされて1失点。すぐにバックを取って1−3としたが、分岐点の3点目を取られてしまった。第2ピリオド、胴タックルで攻めて相手の場外逃避をさそって1点。このあとパッシブを取るなど攻めに攻めたが、ポイントにはつながらなかった。
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予選2回戦 ●[0−3] Marko Yli-Hanniksela(フィンランド)
《経過》イリハンニクセラがパッシブからパーテールポジション。ローリングで2点を取り、場外となって再度のパーテールポジションでもローリングで1点を加えた。永田は必死に反撃し、第2ピリオドは2度もパッシブを取ったが、ともにローリングを守られ、ポイントを返すことができなかった。